窓に付けるファスナーロックという鍵をご存じでしょうか?これは窓の上部や下部、あるいは両方にファスナーロックを取り付けることによって、既存のクレセント錠と合わせて、いわゆる「二重鍵」にするための防犯錠です。では窓にファスナーロックを付け加えて二重鍵にする事によってどのような効果が得られるのか。それは空き巣などの侵入者がよく使う手口である、ガラス破りを防ぐためです。ガラス破りには、「こじ破り」と「焼き破り」、そして「打ち破り」の3種類があるので、まずはこれらについて解説させて頂きます。こじ破りは別名「三角破り」とも呼ばれていて、サッシの溝にドライバーなどを差し込んでこじるようにしてガラスに部分的な穴を空け、クレセント錠を開錠するというものです。次に焼き破りですが、こちらはガスバーナーや強烈なライターを使ってこじ破り同様ガラスに穴を空けてやはりクレセント錠を解錠するというものです。そして打ち破りは道具でガラスをたたき割るというものです。これらのガラス破りの方法の中でこじ破りや打ち破りによって、もしクレセント錠を開けられてしまってもファスナーロックで窓を固定していれば侵入に時間をかけさせる効果が見込めます。
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